WebシステムからAccessシステムへ(アクセスの強み)

WebシステムからAccessシステムへ(アクセスの強み)

ある企業の営業部からのご相談で、既存の予約管理WebシステムをAccessで作り変えたいというご要望がありました。

IT技術の流れからすると逆のような気がしますが、これもユーザーサイドから考えてみると理解できる話です。

まずWebシステムでは、操作する人がわかりやすい・使いやすい画面(ユーザーインターフェイス)をつくること自体が意外と手間と時間がかかるケースが多くなります。昨今はAJAXという技術で、jQueryなどのライブラリを活用することにより、使いやすい画面をWeb上で作ることが楽になってきましたが、それでもAccessやVBなどで作るものよりはまだまだ難易度が高いのではないでしょうか。ただしAccessで作成された画面を一般公開するようなWebなどで利用されることはありませんが、Webシステムは公開システムでも社内だけのネットワークでも利用されることが多々あります。

ご相談者の仕事は主に電話で、顧客から予約をとったり既存の予約情報を参照したりと、ダイレクトに顧客からの問い合わせに応答しなければなりません。そのため、わかりやすく、スピーディに動作するシステムが各担当者からの要望で、既存のWebシステムではまだまだブラッシュアップが必要でした。

もちろんWebシステムでも細かな要望に合わせ、ブラッシュアップしていけばかなり使いやすくなるはずです。しかし、システム開発は見た目以上に手間のかかる仕事です。細かな要望をWebシステムで気楽にブラッシュアップしてゆけるかというとそうはいきません。ちょっとした修正にも時間がかかったり少なくない費用がかかったりします。それで既存のWebシステムはその要望スピードと柔軟性に合わず、さらに費用がかさむという結論になったようです。

そこで開発効率が非常に高く修正も容易なAccessで作り直したいというお話になりました。開発効率が高いため、使いやすい操作画面の実現、機能の追加修正もWebシステムと比較すればかなり楽にスピーディにできます。

またAccessの古くからのウィークポイントだったファイルの脆弱性、複数ユーザーでの共有利用も、OSの安定、LANのスピードアップ、Accessの内容向上により、かなり高い安定性を持つようになりました。他の様々なご相談の過程でユーザー自身が作ったAccessの中身をよく拝見しますが、これは危険だろうというような作りでも、複数の共有であまり問題を出さずに運用しているのをよく見ます。

Webシステムでの長所である、ブラウザさえあればシステムが使えるというメリットも、Windows限定でなおかつインストール作業が必要ですが、Accessで作られたシステムを”動作させるだけ”の無償Access・・・ランタイム版というのも提供されていますので、Accessで作られたシステムを動作させる(データ入力・出力含め)だけであれば別途ソフト費用はかかりません。また通常の製品版Access自体も実売で1万円前後とかなり安くなっています。さらにインターネットの実効速度アップから、インターネットVPNを施設して遠隔地拠点とのAccessシステム共有が実用的になっています。

過去を遡ると、顧客管理や販売管理などの市販ソフトを導入したが、使いにくい、わかりにくい、操作が難しいという理由で、Accessでのシステム構築依頼が多々ありました。そこで思うのは、現在広まりつつあるクラウドシステムも、本当に使いこなせ、会社の利益になるシステムというのは絞られてくるのではないでしょうか。

もしお客様からの予約を直接サイトで受ける予約管理ならばWebでの仕様が必須になりますが、今回は営業担当者がいてその方々が電話などで予約管理する業務スタイルのシステムです。

現在、スマートフォン、タブレットが急速に広まってきています。これらでの活用を念頭に置くなら、やはりWeb対応が必須になってくることでしょう。

このご相談で構築させていただいたAccessシステムも早、約10年近くとなりますが、未だに現役で使いこなしていただいています。

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2012年12月5日 |

カテゴリー:Access業務管理開発サポート事例