
県外のお客様が自作された業務管理用のAccessシステムで、データ量はほぼ変わらないものの起動が非常に遅くなっていました。お客様は問題をAIに相談したところ、SQL ServerやPostgreSQLへデータ移管すれば問題が解決すると回答を得て、自力でSQL ServerやPostgreSQLへの移行を検討していましたが難しいとのことで、弊社にご相談いただきました。
システムを拝見したところ、初期動作の遅延はレプリケーションの問題に起因していることが判明。データベースを移管しなくてもAccess単独の状態で速度問題は解消しました。
営業所など複数拠点からのリモート同時利用の要望もあったため、データ部分をAzureのクラウドデータベース(Azure Database for SQL Server)へ移管。
元はAccess 32bit環境で構築されていましたが、利用PCの範囲が広がり64bit版のPCで起動不可が発覚。32bit・64bit両環境に対応する修正を実施しました。
※Accessはユーザー自身でのカスタマイズが可能ですが、例えば売上ヘッダと明細のような複数テーブルの連動処理にはトランザクション処理が重要で、保存失敗時に元の状態に戻す設計が重要です。
Azure Databaseの項目追加や構造変更は複雑なため、弊社にてサポートを行います。
今回のサポートにより、お客様が慣れ親しんだAccessシステムの操作感を維持しつつ、データの高速化、リモート同時利用の実現、データ堅牢性向上が可能になりました。今後も保守・拡張を弊社より離れた県外でもリモートでのご支援でスピーディに安心して進められることと思います。