有限会社ミグシステム

お客様作成Access業務管理システムの速度改善とAzure SQL移行事例

Access業務管理システムの速度遅延と改善

県外のお客様が自作された業務管理用のAccessシステムで、データ量はほぼ変わらないものの起動が非常に遅くなっていました。お客様は問題をAIに相談したところ、SQL ServerやPostgreSQLへデータ移管すれば問題が解決すると回答を得て、自力でSQL ServerやPostgreSQLへの移行を検討していましたが難しいとのことで、弊社にご相談いただきました。

調査と初期対応

システムを拝見したところ、初期動作の遅延はレプリケーションの問題に起因していることが判明。データベースを移管しなくてもAccess単独の状態で速度問題は解消しました。

クラウドデータベース移行とリモート利用

営業所など複数拠点からのリモート同時利用の要望もあったため、データ部分をAzureのクラウドデータベース(Azure Database for SQL Server)へ移管。

  • ODBC Driver18による自動接続
  • IP接続制限と暗号化接続の導入
  • Azureにて自動バックアップと日時指定復元が可能に

32bitと64bit両対応対応

元はAccess 32bit環境で構築されていましたが、利用PCの範囲が広がり64bit版のPCで起動不可が発覚。32bit・64bit両環境に対応する修正を実施しました。

システム活用と保守運用のポイント

  • 画面操作は従来どおりで慣れているため操作性はそのまま
  • Access部分の修正はお客様側で継続可能
  • データベース化によりファイル破損リスクは低減

※Accessはユーザー自身でのカスタマイズが可能ですが、例えば売上ヘッダと明細のような複数テーブルの連動処理にはトランザクション処理が重要で、保存失敗時に元の状態に戻す設計が重要です。

データベースサポート体制

Azure Databaseの項目追加や構造変更は複雑なため、弊社にてサポートを行います。

まとめ

今回のサポートにより、お客様が慣れ親しんだAccessシステムの操作感を維持しつつ、データの高速化、リモート同時利用の実現、データ堅牢性向上が可能になりました。今後も保守・拡張を弊社より離れた県外でもリモートでのご支援でスピーディに安心して進められることと思います。

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