
大阪府・製造業様
お客様が社内で作成された、伝票・請求書を発行する簡易なAccessシステム。そこを出発点に、お客様との対話を重ねながら、生産計画、工程進捗、検品・発送までを管理する全社統合管理システムへと段階的に発展させました。
横浜・大阪間のリモートサポートを20年以上継続し、日々の業務を長く支えています。
当初は、お客様ご自身が作成されたAccessで、伝票や請求書を発行していましたが、さらなる拡張は自力では困難との判断から、弊社HPを通じてご相談いいただきました。
発注元から届く注文・計画データを業務に取り込み、生産から工程・検品・発送までをつなぐシステムへと、管理範囲を広げていきました。
各機能は、その都度お客様と業務の流れや現場の困りごとを確認し、相談しながら構築しました。
実際に使う方の意見を伺い、入力方法や画面の見せ方、必要な帳票、Excelとの連携方法などを検討。運用の中で新たに必要となった機能も、お客様との対話を通じて段階的に追加・改善してきました。
お客様が作成されたExcel進行表も活用し、使い慣れた業務の進め方とシステムをつなぐことを大切にしています。
発注元から届く発注・計画CSVを取り込み、生産管理に活用できる仕組みを構築しました。取り込んだデータをもとに、生産計画をカレンダー形式で表示します。
お客様のメリット
受け取ったデータを活用することで、転記の手間や入力ミスを抑えられます。生産予定をカレンダーで確認できるため、日程や作業の段取りを把握しやすくなりました。
発注・計画データとつながる形で、加工作業の工程進捗と現在庫との差数をカレンダー表示する機能を構築しました。
お客様のメリット
どの作業がどこまで進んでいるか、現在庫から必要な生産数量を確認しやすくなり、進み具合を踏まえた作業調整や、遅れへの対応に役立ちます。
注文管理、図面管理、検品・発送管理、検収管理をシステムに組み込みました。注文依頼データの取り込みから、最終の検品・発送までをAccessシステムで一元管理しています。
お客様のメリット
業務に必要な情報を同じシステムで確認でき、担当者間の情報共有や確認作業を進めやすくなりました。
社内に作業進行モニターを数台置き、お客様が作成されたExcel進行表を表示。その元データをSQL Serverから定時間隔で自動出力する仕組みを構築しました。
担当者が作成するExcelレポートのソースとなるデータを定時に自動生成しています。
お客様のメリット
使い慣れたExcelの表示形式や集計方法を活かしながら、データを集めて準備する作業を減らせます。システムに蓄積された情報を、現場の確認や社内報告にも活用できます。
現場での入力は、バーコードを中心とした運用にしました。年配の作業者でも、できるだけ迷わず、正確に入力できることを重視しています。
お客様のメリット
キーボードによる入力を減らし、入力負担や操作ミスを抑えます。パソコン操作への慣れに左右されにくく、現場で使い続けやすい仕組みになっています。
当初はAccessのみで稼働していましたが、稼働数年後にデータベースをSQL Serverへ移管しました。
Accessを操作画面として活用しながら、データを管理する基盤を見直すことで、長期運用を支える構成へと発展させています。機能の追加だけでなく、運用を続けるための基盤整備も段階的に行ってきました。
給与計算システムも構築しました。
タイムカードから生成されるCSVを取り込み、基本勤怠データを自動作成。月給・日給・パートといった給与形態に対応し、給与・賞与の自動計算につなげています。
勤怠データを給与計算に活用することで、転記や集計の手間を減らし、担当者の負担軽減を支えています。
横浜・大阪と離れた拠点間でも、リモートでの相談・保守対応を20年以上継続しています。長年にわたり、トラブルもほとんどなく運用されています。
この事例の特長は、お客様が作成されたAccessを出発点に、その都度対話を重ねながら、業務に必要な機能を一つずつ育ててきたことです。
伝票・請求書の発行から始まった仕組みは、生産・出荷の一元管理やExcelへのデータ提供まで、全社の業務を支えるシステムへと成長しました。